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気づきをつくる

逍遥学派が拠点とする、広島県の呉市の大崎下島にある久比地区と三次市の甲奴町にある宇賀地区は、高齢化の進んでいる限界集落と見立てることができます。一方でここでは、不便が故に、あるもので繕い、ないものはつくる。
久比も甲奴も、暮らすための知恵や工夫、生きることへの気づきであふれた、生活を自ら拵えている地域でもあります。
これはある程度の時間を過ごしていく中で、自ら見つけた気づきです。
同じように、私たちがワークショップやリサーチのコーディネートで大切にしていることは、
短い時間でも、こうした発見が自然発生的に生まれるようにするために、準備をしすぎず、環境を整えるということです。
実際のところ、なんとなく散歩をしている時に、話しかけられたおばあちゃんについていくと思わぬ発見があったり、数日いると最初は見えてなかったものが、突然見えてきたり、といった偶然の発見の報告を何度も聞いてきました。
重要な気づきとは、自ら見出したものに宿ります。
だからこそ、偶然の出会いが起こるような余白を積極的につくっています。

見方を手放す

私たちがつくりたい気づきとは、明日使えるプレゼンのネタでも、社会に役に立つスキルでもありません。
それらは便利であっても、誰かにとっての成功論でしかなく 「こうでなければいけない」「これが正しい」「普通はこうする」といった呪いに変わってしまうこともあります。
むしろ私たちは、「自分の見方を手放してしまうような」気づきを作りたいと思っています。 「自分が世界をどのようにみているのか」を知り、それを手放してみることで、これまで見えていなかった世界が見えてくる。
時に一度手放したメガネは二度と戻ってこないかもしれません。
しかし、混沌とした世界の中で自分を大切にするために必要なものでもあると考えています。

できること

1. フィールドワークの設計
2. みみみみみを活用したチームビルディング等のサポート
3. 個人にフォーカスした内省のプログラム
4. 地域にある環境を活かした視点を変えるワークショップ